おやすみ、のどか。
こんばんは、ぼんぼりです。
長らくブログの更新が止まっており申し訳ありません。
前回の記事より丸々1週間が経ちました。
この1週間、茶太郎とのどかには非常事態が続いておりました。
毎日が怒涛の嵐で、その嵐の末…
タイトルのとおり、
昨日、2018年10月5日、ノーマルジャンガリアンののどかが旅立ちました。
1歳10ヶ月5日の生涯を閉じ、ちとせの元へと帰っていきました。
今は複雑に感情や想いが目まぐるしく巡っています。
しかし感傷に浸る暇もなく、同時に茶太郎も危険な状態が続いており、
今は目の前の命の灯火を絶やすまいと必死です。
必死に必死にやってるのに結果に出なくて…かつてない窮地に立たされています。
茶太郎とのどかについては本当にたくさんの方に心配をいただいており、
今尚進行形で、色んなところで応援やアドバイスや知恵や情報をいただいております。
ブログの方もおそらく気にされている方が多いようで、
更新していないにも関わらず非常に多くの方が連日来ていただいているようで…
本当はのどかと茶太郎の元気な姿をお届けしたかった。
色んなことがあったので、いつになく長くなってしまいそうですが…
もろもろ、ご報告させていただきます。
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まずは、のどかについて。
少し振り返りを交ぜますが、前回記事までの時系列は以下のとおり。
◆9月22日:
血尿発見。おしっこ少なめ(今思えば茶太同様に上旬から減っていたのだと思う)
◆9月23日:
朝、うすめの血尿。病院にて抗生物質をもらう。
◆9月23日〜25日:
血尿なし、元気はなく引きこもりがち。
◆9月26日,27日:
血尿なし、回復傾向か食や飲水は細いが活動量が増える。
投薬5日分だったためこの日で投薬をストップ。
◆9月28日:
朝、投薬せず。
夜、容態急変。ひどめの血尿、濃いめの血がトイレに散見。
ぐったりしてほぼ何も食べない。
◆9月29日:
再診。止血剤+抗生剤と、消炎剤を投薬することに。
薬が効いたのかこの日の夕方ごろから若干マシになり、野菜やおやつを自分から食べていた。
この日は血尿なし。
と、前回の記事ではとりあえず一時的に悪化するも
再診でわずかに回復傾向をみせたところまでをお伝えしました。
だけど…そのまま回復とはいかず、非常に厳しい状態が続いていました。
以下が、まだお伝えしていなかったこの1週間ののどかの記録です。
◆9月30日:
若干の血尿あり。活動量は少ない。ほんの少し食べ飲みはする。
◆10月1日:
朝、若干状態が悪い。 夜、重体。かなりぐったりしている。どう見ても危険信号。
前日の食事はほぼ食べず。止血剤は効いてるがそれ以外の成果がみられない。
緊急性を感じ、薬とシリンジで小動物パウダーで作ったペーストを強制給餌、数口舐めるもとてもいやがる。
28日からずっと眼はつむりがち。
◆10月2日:
状態悪いまま、血尿もあり…緊急のためまた病院へ。
病院で少量の血尿を出したため尿検査。
(尿路結石等じゃないか、わかるかもしれないとお願いした)
しかし結晶や赤血球・白血球の異常はなし。とはいえ採尿が少なすぎるため正確性に欠けるとのことでした。
この日、もう脱水気味なのと栄養不足がみられたので皮下点滴を実施。
少しでも栄養を、と夜にad缶を与えて見ると少し舐めたりはするも、なかなか…。
◆10月3日:
相変わらず状態は低迷してました。
朝に野菜やad缶を用意して仕事へ。
帰宅すると、ここ数日の中では一番食べている形跡がありました。(それでもかなり少ないですが)
ヨタヨタしているが4、5度自ら食事へむかい少し食べ、丸一日経ってやっと点滴効果が出たようでした。
うすい血尿はあるが、ずっと少なかったおしっこの量も少し増えていました。
色々調べ人間用ベビーフードも療養食として有効だと知り、買ってきたのをあげると舐めてくれて。
が、この夜茶太郎がひどい水下痢を起こしのどかの小回復に喜んでばかりもいられなくなる。
◆10月4日:
茶太郎の下痢診療とともにようすを診てもらいました。
前日から食状況が好転してることを伝えつつも、
うすめの血尿が続いていること、状態としては結局ごはん・水不十分ということで…
先生と相談の上、念のために再点滴を行いました。
が、この二度目の点滴はのどかにとって大きな負担となってしまったようで…
帰宅後、点滴に疲れたのか元気が一気になくなってしまった。
その上気づくと点滴箇所より出血があり…病院へ戻り止血。
点滴箇所の皮膚をつまんで圧迫止血したが、出血に気づくにも時間が経っており色々と状況が悪化してしまった。
止血後はやはり引きこもりがちも、少し動いたり、ヨタヨタとホイールを回したり床材にもぐったり…
前日同様にときどきヨタヨタ起きてきては少し食べて帰ったりをしていたので、
きっと頑張った点滴は明日以降に功を奏すると、そう…信じていました。
しかし、10月5日の昨日。
朝5時過ぎ、まず前夜に用意したごはんの減りをみると若干食べた形跡があり。
のどかの姿は巣箱に引きこもって見えなかったので、
生存確認のため巣箱の屋根をあけてようすを見る。(屋根があくタイプなので)
すると身じろぎ、巣箱の入り口の方へひょこっと顔を出す体制になりました。
(目はつむったままですが、顔を出して寝る姿が久しぶりで少し安堵したのを覚えています。)
投薬までは1時間ほどあったので、
それまでそっとしておこうと、それ以上は何もしませんでした。
色々と朝の支度を済ませ、茶太郎とのどかのお薬の用意を整える。
そしていざ、のどかの投薬をしようと巣箱を取り、
起こすのを申し訳ないと思いつつ抱きあげると…
のどかはそのままの形で、もう還らぬ身となっていました。
信じられませんでした。
朝、確かに動いたのに…顔を見せてくれたのに…
近くにいたのに、知らぬ間にのどかは行ってしまっていた。
まだ柔らかいその身体、でも確かにもう魂のないその身体を片手に抱きながら、
もう片方に与えるはずだった薬のボトルを握りながら、
朝から声をあげて泣きました。
点滴なんか、やらなければよかった。
点滴したあと明らかに具合が悪くなって、出血までして…
言うまでもなく、トドメをさす形になってしまったのはこれが原因だと思う。
ごめん、ごめんね、のどか嫌がったのに、無理させて、
せっかく自分で食べたりして頑張ろうとしてたのに、
水を差して、ごめんね、ごめんねって…申し訳ない気持ちでいっぱいで、
でも元気になってほしかった、辛いのを取り除いてやりたかった、
回復の手助けをしてやりたかった、でも間違えた、ごめん、ごめん、
謝ることしかできなくて、泣いて泣いて…
でも…泣いてばかりもいられなくて。
茶太郎に薬をあげないといけない。
こちらはこちらで前日から深刻な下痢になっており、重体。
下手すると同じ日に行ってしまうのではないかという状態で、泣いて伏せていられない。
どの感情にむきあえばいいのかわからないままにのどかを元の場所へ戻し、茶太郎に薬をやり…
とりあえずTwitterの方ではリアルタイムで皆さんに応援等をいただいていたので第一報の報告をして。
仕事へ取り組むも、
もともと今週心労も祟っているのか体調を崩し、
前日も休んでしまったにも関わらず、昨日も午前中には気持ち悪くなってしまって、お昼には帰宅。
色んな思考が巡る中、
色んな人に暖かいメッセージやお悔やみをいただきながら、
涙が止まらなくて。
夜になって、旦那が帰宅するの待っていて。
その間じゅう茶太郎の看病をしながら、のどかについて色んなことを考えて…
少しずつ、頭と心を整理して…(そうしているつもりなだけかもしれない)
どれだけ後悔しても泣いても、もう帰ってこない。
それは今まで見送って来た子たちで嫌と言うほど思い知った。
ああすればこうすれば良かったは後の祭り。
少しの異変があった気がする9月上旬、私がもう少し気を配っていたら、茶太郎ものどかもこうならなかったかもしれない。
(無論、そうしたとして変わらなかったかもしれない可能性もあるけれど)
それでも私なりに、この約2週間のどかの為にと思ってやってきた。
でもそれはただの私の気持ちの自己満足で、結局のどかにとっては苦しめることになってしまった。
ここに解消できない葛藤がある。
だけどきっと、あの日の私には、点滴をしない選択肢がなかった。
もし点滴をしなければ、もしかしたら昨日の夜も、今日だってまだのどかに会えたかもしれない。
それでもあの日…同じことを思っていた。
「ここで点滴をしておかないと、のどかに会えなくなってしまうかもしれない」と。
身体の小さなハムスター。
彼らの気持ち、彼らの本当を理解・解明するのは難しい。
愛ハムが苦しむ度、いつもその現状に悩まされる。
原因を特定することも、有効な治療を選択することも、難しい。
良かれと思ってやったことがアダとなることも少なくない。
皆さんは、私はよくやったと言ってくれます。
獣医師さんも、茶太郎のこと含め、
「これ以上にないくらい尽くしてると思う、本当に…」と言ってくれた。
私自身もちろんそういうつもりでやってきた。
それでも人間のエゴになってしまうな、という気持ちは拭えないけれど。
どうか、のどかにこの想いが伝わっていることを祈るばかりです。
最後の方は保定したり薬を飲ませたり様子をみたり病院に連れてったり、
きっとイヤな人間だったろうな、それもまた辛い。
イヤがられるのに心を痛めながら尽くして来たけど、そんな最後の思い出で別れることになっちゃった。
のどか、ごめんね。
でも本当に大切だったの、まだ一緒にいたかったの。
もう一度、のどかのクリクリした大きな瞳や、嬉しそうにトンネルをくぐる姿を見たかったの。
ちとせの分まで生きてほしいと願ってしまっていたの。
ううん、もうそれが叶わなくても本当はよかった。
のどかの苦しい、辛い、を取り除けたらそれでよかった。
少しは軽減してやれたろうか。辛いのを先延ばしにしたろうか。
うちで過ごした一年ちょっと、幸せだったろうか。
ちとせに続き、のどかまでも同じ年に喪うとは、
二人を茶太郎よりも早くに喪うとは思ってもみなかった。
でも思い返せばこの二人は私にとって本当に不思議な姉妹で。
基本的にはこれまでお迎えした子は、みんな生後1ヶ月くらいの幼いハムちゃんでした。
だけどこの姉妹は違った。
ちとせは生後4ヶ月くらい、のどかは生後8ヶ月くらいと、
いずれもすでに大人になった状態でお迎えしました。
お迎えの理由は以前にも触れていますが、
彼女たちの誕生日が11月30日、私にとって忘れられない希助の命日であったこと。
辛い日となったこの日が誕生日というお祝いの日になるのならいいなと思った。
最初に出会ったのはちとせ。
あられのようなパールホワイトの女の子を探しにいったんだけど、
年の割にまだちいちゃい、ウィンターホワイトの黒と白が入り混じる魅力的な子が可愛く眠ってた。
日付をみて運命を感じ、予定を変更してこの子のお迎えを決めた。
お迎えするも異例ばかり、鼻からはしょっちゅうプキュプキュとした音が鳴るし、
病院に行くとわかったのは突然変異で鼻の構造に異変がある子だった。
ちとせ「プキュキュ…」
のどかに出会ったのは、ちとせの出会いから5ヶ月後のこと。
なんの気なしに入ったちとせをお迎えしたショップでハムちゃんコーナーを眺めていると、
若い幼いハムちゃんたちの中で、一匹だけ生後8ヶ月経った売れ残りハムちゃんがいた。
ちとせと同じ、ノーマルジャンガリアン。
ちとせと同じ、誕生日、出身地、仕入先、入荷日…そう、高い可能性で、ちとせの姉妹だった。
この時すでに、おくに・茶太郎・ちとせ…と3ハムと暮らしていたので、
スペース的にも悩んだのですが、ちとせの姉妹と思うとどうしてもそのままに出来なかった。
ペットショップの設備は幼い子むけかつ仮住まいだったからか、
ホイールは小さくろくに運動もできなかったようで、お迎えの頃には肥満ハムだった。
のどか「このお家のもの、ぜーんぶ、あたしのなの!?」
そんな過去を踏まえて、これからはうちでのどかに楽しく暮らして欲しいと願い、名前に込めました。
まるで応えるかのようにのどかは実に楽しそうに過ごしてくれました。
きっと本当は動くことが好きだったのね。
体に見合ったホイールも、初めて知る砂場も、ふかふかの床材も、トンネルも、与えるすべてを隅々まで使いこなしていました。
「どこもかしこもお気に入りなの!」と言わんばかりの毎日を眺めるのが癒しで。
大きなクリクリとした黒い瞳に長いまつげ、艶々の毛並み、ちとせと少し違う凛とした顔。
どうしてこんな魅力的な子が売れ残ったのか不思議だったけれど、
きっと、ちとせとまた会うことを、この家に迎えるのを待っていてくれたのだと、私はそう思ってる。
ちとせ「久しぶり!来るの遅かったね〜!!」
のどか「久しぶり!お迎えしてもらえるの待ちくたびれたよ〜」
この姉妹を私の元へ引き寄せられたことが本当に幸せだった。
1歳の誕生日は一緒にお祝いすることもできた。
ちとせ「ちっちゃいけど、子供じゃないの!もう1歳なんだからね」
のどか「えへへ、お祝い嬉しいな!1歳になった〜!!」
だけれど、この春にちとせは急逝してしまいました。
一緒にお祝いしたかった1歳半は、のどかひとりのお祝いに。
のどか「ちとせの分まで、あたしが生きるんだ!」
この秋まで、本当になんの不調もなく元気だったのどか。
これまで一緒に暮らしたハムの中でも本当に元気さはピカイチだった。
だから信じて疑わなかった、まだまだこの先も一緒にいられるんだと。
きっと茶太郎を見送ったあとで、のどかが残るんだとばかり。
のどか「あたしもビックリしてるの、まだまだ遊ぶつもりだったんだよ?」
この姉妹がうちで過ごせる時間は、もしかしたら何か決まっていたのかな。
数えてみると、彼女たちと一緒に過ごした年月は、
ちとせが1年1ヶ月と8日、
のどかが1年1ヶ月と14日。
お迎えのタイミングは違えど、共に過ごした時間はほぼ同じくらいでした。
どうしてこうなっちゃったかは、わかりません。
血尿の原因は、最後まで特定できませんでした。
超音波検査や尿検査もしたけれど、なかなかそれで簡単にできないハムスター診療の事情がある。
また解明にさまざまな方法を試すことでかえって負担をかけることにもなる。
そして結局どんな原因であろうと、手術等を避けるのであれば、症状に合わせた対症療法を行うことになる。
だからどんなことがのどかを蝕んだのかはわかりません。
ちとせのように、何か変わったものも持っていたかもしれない。
私のお世話に至らない点があったかもしれない。
秋は寒暖差が大きかったり、お水がちょっと臭う時期があったりもした。
どれも関係なく、2歳間近という年齢的なものも考えられるかもしれない。
血尿が発覚してから、たった2週間のこと。
私にとってあっという間のことでした。
でもハムスターと私たち人間の時間は違っていて、
私にとってあっという間でも、のどかにとっては長い長い時間だったと思います。
その期間中、辛い症状に耐えながら、私の治療に付き合ってくれました。
最後まで頑張って応えようとしてくれました。
でも辛すぎたんだね…
もしかしたら、そんなようすを見て、ちとせが連れて行ってくれたのかもしれません。
「いっぱい頑張ったでしょ、もういいんだよ。あたしのとこにおいで」って。
ギリギリまで待ってくれて、最後に顔を見せてくれたのかもしれません。
色んなことを考えて、昨夜、帰って来た旦那と最後のお別れをしながら、
春に埋葬したちとせの隣に、のどかを添えてあげました。
きっと一緒に生まれて、おそらく一緒に過ごした幼少期以来久しぶりに寄り添ったと思う。
ちーはすでに骨になっていたけれど、二人の周りにはたくさんの美味しいものを供えました。
ひまわりのタネの殻付きの方はのどかで、殻がないのは剥くのが下手なちとせにあげるんだよって声かけたり。
いっぱいお話して、土をかぶせて…花やなんかはまだなんだけれど、
ちとせの側に置いてあげたらなんだか少し落ち着く気もしました。
本当に、本当に大好きでした。
のどかがくれた癒しの時間も、教えてくれた後悔も、忘れません。
のどか、いっぱいいっぱい本当にありがとう。
うちに来てくれてありがとう、待っててくれてありがとう。
楽しそうにしてくれてありがとう。
最後、汲み取ってやれなくてごめん。
負担かけて、ごめん…
空へ行ったらちとせと仲良くね。希助やあられ、いずもやおくにもいるからね。
これまでのどかをたくさん可愛がってくださった皆さん、ありがとうございました。
もう綺麗な写真を撮ってやれる時間はなくって。
最後に、頑張っていたのどかのこと、見てやってください。
ラスト1週間はもう目はつむったままでした。
10月2日、弱々しいながらも少しのキャベツを一生懸命食べていたのどか。
旅立つ前日、二度目の点滴後に久しぶりにホイールに乗っていたのどか。
(辛くて、逃げたかったのかもしれません)
最後まで一生懸命だったのどか。
ずーっと大好きです。
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と、いつもみたいに暫くは、本当は感傷にも浸れたらよかったのかもしれません。
しかし今、茶太郎もかなり危うい状況にあります。
こちらもまた皆様にご心配をかけているところなので、
のどかの件からまた少し話が戻りますが…ご報告です。
茶太郎については、前回の記事であげたとおり、
お腹の炎症についてはすっかり良好でした。
その後も毛は生えはじめ、課題は相変わらずの「水を飲まない」問題と、「食欲ムラがある」ことだった。
◆9月29日:
(この1週間で食欲が低下してくる。給水器から全くのまない。26日以降どんどん体重が落ちる)
炎症については再々診で好転、傷はほぼな治療終了。
食欲のムラと低下は食事で工夫してみることへ。しかしこの後苦戦する。
◆9月30日〜10月2日:
給水器無視、食欲ムラで体重がどんどん下がる。
事態を危ぶみ野菜やゼリーを多めにし、のどかの療養食も一緒に与えたりしていた。
2日にad缶もプラス。
◆10月2日:
1日、2日と食欲旺盛気味。しかし全く体重が増えない、どんどん減る。
水分は相変わらず摂ってくれないから食の中で摂ってもらうしかない…。
◆10月3日:
昨日あたりの食欲旺盛とは裏腹に、ひどい水下痢。
普通っぽいウンチも紛れるけれど…モノは食べるが水分は口にしない。
ad缶や水気の多いものを与えすぎたかもしれない。
この夜、のどかも重体なのに茶太郎までもがこんなことになり、私は相当なパニックを起こしてしまう。
ハムスターの水下痢が危ないのを知っている。
ただでさえ弱っている時期に…夜間診療やいくつもの動物病院へ問い合わせるも、
夜に診てもらうことが出来なかった。
◆10月4日:
病院へ。前日にとっておいた糞便を検査してもらう。
結果、トリコモナスと消化不良のものが散見された。
でも下痢の原因は特定出来ないといわれ、
トリコモナスだから下痢の線もあれば、弱っているからトリコモナスが出たとも考えられると。
薬をもらい様子をみることになる。
やはり水下痢は相当な症状だったようで、この日1日かなり元気がなくなる。
薬は飲んでくれたけれど、あんまり食べてくれない。この時点で、10日間で12gの体重減少。
のどかと茶太郎が重体で、本当に追いつめられる…
◆10月5日:
昨日。朝にのどかを亡くす。
その傍で相変わらず茶太郎も重体、体重が落ちる。
多少は食べているようすがあるが十分ではない。
昼に帰宅して以降は、のどかのことでグルグルしつつも、茶太郎がとにかく栄養を摂らないので…
1〜2時間おきに粉末ペースト、ふやかしペレットを作ってはトントンと注意をひき、食べてもらう。
ほんの数口ずつだったけれど、チリも積もればきっと山となると思った。
深夜も途中で起きてはこれを繰り返した。
成果はあったと思ってた。下痢以降では一番栄養と水を摂ってくれていたと思う。
しかし、10月6日の今日になっても事態はあまりよくない。
昨日の昼〜今朝まで色々少しずつ食べてもらったのに、また減る体重。
今朝は30gだった。
下痢は水下痢から粘質に変わったので効果は出てると思うんだけど…
今朝また下痢をしたので、茶太は連れて行かずにその下痢で念のため再度糞便検査。
意外にも、結果は良好だった。
トリコモナスは動いてるものはいなくて、未消化物もあんまなくて。
ただ体重のことがあったので、中止していた野菜を再開できないかきいた。
せめてブロッコリーやかぼちゃがあれば、食いつくと思ったから…
先生いわく、もう年齢のこともあるし、2歳半…
決して長い時間が残されているとはいえない。
下痢も、体重も…なかなか厳しいところもある。
あとはもう、好きなものを食べさせてあげてください、とのことでした。
なんとか体力さえ持ってくれれば、まだ起死回生のチャンスはある。
そんな気持ちで帰宅するなり、茶太郎が好きだったものを解禁。
カボチャは見向きもされなかったけどブロッコリーかじったり、
チーズや乾燥豆腐、ひまわりのタネ、アミノゼリーなどなど…
今日の午前〜夕方くらいまで、けっこう(それでも少ないですが)食べてくれていました。
でも、なかなか…
夕方に体重をはかると、27g。
朝より3g落ちてしまっていました。
食べてるのに、減るんです。もうどうすればいいかわからなくて。
そして、この記事を書きながらもずーっとそばにいるのですが、
夕方あたりからは食のペースも落ち…
薬の時も弱々しくて。
もうあんまりいっぱいは、食べたり飲んだり出来なさそうです。
下痢を数回しますが、その度に辛くなるようで、なんどももう危ないかも、という状態になっています。
温めたりしていると、そのうちに下痢を出して、そのあとは少しまた動いて…
ちょっと食べて…を繰り返している。
そして数時間前からは、外に出たがり、
恐らくどうも撫でてほしいようで、この状態では負担なんじゃないかと思ったのですが、
茶太郎がそうしたいなら、とナデナデしています。
服の上に下痢したってなにしたって構わないから。
そのうちに手のひらの中におさまって、横になって。
温かいのと、ナデナデが気持ちいのか、もう寝床のように手のひらで目を細めているのです。
私は片手に茶太を抱きながら、指で撫でながら、この記事をちびちびと書き進めていて。
片手に抱く、横向きに寝る茶太のお腹を覗き込んでみると、
どうも何かもう出来ているようにも見えます。
下痢で炎症しちゃったかな、おちんちんがちょっと荒れてるようなのと、
そのすぐ近くに、なんだか膨らみもあって。
すっかり肉がなくなって、撫でる茶太の体は骨ばってるんです。
それでも今日も、今でも頑張ってときどき食べ物を口にするから、
きっともう消化も大変だろうに、身体は、多分胃なのかなあ、動いているのも見えます。
そんなわけで、本当は今日は…
今後のどかの分まで茶太に託せたら、とか願ってたり、
まだ返せていないいろんなメッセージを返したりとか、したかったんですけど、
なかなかどうして、まだわかりませんが…
今夜は相当に厳しそうなので、もう、頑張ってとは思わなくて、あとは一緒にいようと思います、とことん。
この記事を書き始めてからもう何時間も経っていて、
しっかり推敲できずに公開しちゃいますが、
みんな心配してくださってるので、せめてもの感謝として。
落ち着いたら、返せていないメッセージをまた返しますので…
今夜は、ここまでで。
のどかの安らかな眠りと、茶太郎にこれ以上の辛さのないよう、祈ってくれていたら嬉しいです。
COMMENT LIST
のどかちゃん、今までありがとう。
ずっとツイッターも見ていて
心配、応援していたのですが
急にツイッターが非公開になってしまい
予感はしていました。
実は、うちの子も先日9月20日に旅立ちました。
9月4日と18日に病院に連れて行ったのが
間違いでした。
病院後に急激に悪化してしまいました。
私も、病院になんか連れて行かなければ…
と今でも後悔しています。
でも少しでも良くなってもらいたかった。
よかれと思って、してあげた事
うちの子にも、のどかちゃんにも伝わってると
信じています。
我が家は庭に土葬したので、毎日線香をあげて
ごめんね、とありがとうを伝えています。
のどかちゃんの最後の動画、おめめが開かなくて
うちの子も同じでした。涙が出ます。
よく頑張ったね。本当に偉かったね。
ずっと、ずっと忘れません。ありがとう。
おやすみ、のどかちゃん。
こんにちはぼんぼりさん。
のどかちゃん今ありがとう。私も3年前あるジャンガリアンハムスターをなくしました。
その時はすごく悲しくて辛くて、
絶望しそうになりました。この事は忘れません。
ありがとう。おやすみ、のどかちゃん。
ぼんぼりさま、こんにちは。
お久しぶりです。
コメントは、またしばらく出来ませんでしたが、ブログは拝見していました。のどかちゃんと茶太郎くんのこと、心配していました。
のどかちゃん、とても頑張ったのですね。読んでいて涙が出てきました。
ぼんぼりさまも 本当に尽くしていると思います。
点滴は、身体の小さなハムちゃんにとって、大きな負担になることは私も以前診て頂いた先生からお話はありました。点滴のストレス等で亡くなる場合もあると。
でも 私たちは、苦しんでるハムちゃんを少しでも救いたいと思うので、私もぼんぼりさまと同じ状況になったら、きっと再点滴をする選択をしたと思います。
何をしてもしなくても、後悔はありますよね…。私もリク達やカメさんに後悔することはあります。
改めてハムちゃんの病気の原因究明や治療の難しさが分かります。
のどかちゃん、お空で ちとせちゃんと仲良く遊んでね。今までありがとう。
ぼんぼりさまと 茶太郎くんをこれからも応援しています。
お久しぶりです。のどかちゃん お疲れ、よくがんばったね。もう痛いところはなく元気にハムランドの着いたかな?
茶太くん!!応援しているよ。まだハムランドには行かないでね。もう少しぼんぼりお母さんの側にいて下さい。ハムランドのみんな、まだ茶太くんを応援しててね。
ごまジャニも順番に病気になり、病院行ってます。ハムスターの少ない病気情報いつかシェア出来たらと思っています。
ponさま
ありがとうございます。
Twitterの方もご覧いただいていたのですね…
のどかと茶太郎の不調が悪化し、厳しく深刻な事態に私もナイーブな発言が多くなってきて、
お見苦しさも出るだろうというところで実は一時的に非公開アカウントにしておりました。
本当は、無事に回復してまたいつものようにできると信じていたのですが…
お悔やみコメント、ありがとうございます。
ponさんのハムちゃんも、先月旅立たれたばかりなのですね…
病院後に悪化してしまったとのことでのどかに重なるところがあります。
でもおっしゃるように、そうなんですよね、少しでも良くなってもらいたかったんですよね…
私たちのこの気持ち、きっと伝わっていますよね。
病院のことも、旅立つ前のようすも、土葬も我が家とおんなじです。
寂しいですよね…でもハムちゃんたち、頑張ったんですもんね、本当に偉いです。
暖かいコメント、ありがとうございました。
ponさんもまだきっと辛い時期でしょうに…お互いに、今は無理せず悲しみに向き合いながら、ゆっくり前へと進んでいきたいですね。
もふもふハムスターさま
こんばんは。愛するハムちゃんの旅立ちは何度経験しても、いつも本当に悲しく辛いものがあります…
もふもふハムスターさんが3年前のジャンガリアンちゃんの時のことを忘れられないのと同じですね。
今までのどかを可愛がってくださりありがとうございました。
りんさま
こんばんは、お久しぶりです!
ブログ、ご覧いただいていたのですね。のどか・茶太のことご心配いただいていたようで…ありがとうございます。
のどか、本当に最後までよく頑張りました。
今となってはもっとああしたら、こうしてたらが尽きない私なのですが…
少しでも、思いがのどかに伝わっていたらいいのになあと願うばかりです。
点滴については悩み、一度目はその甲斐あっての回復もみていたので…もう一度その奇跡を信じていました。
しかし本当に、判断は難しくて…救ってあげたいのに正解がわからないの、本当に辛いですよね。
こういうことを経験するたび、いろんな難しさを味わいます。
これまでのどかを可愛がってくださりありがとうございました。
まるママさま
こんばんは、お久しぶりです!
のどか、本当に最後まで頑張ってくれました。いっぱいお疲れさまでした。
きっと今頃は痛いことも辛いこともなくなって、たくさんのお友達と遊んでいると思います。
まるママさんのところでも、順番の病気とは…きっと心配も尽きないと思います。
どうか少しでも元気になることをお祈りしております。
少ない病気情報、ぜひ教えてくださいね…!
のどかのこと、ありがとうございました。