じゃんがりハム日和

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イエロージャンガリアンハムスター

じゃんがりハム日和

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸

栗丸の左目。

こんばんは!
早いもので、8月も明日で終わりですね。
今年は色んな変化があって、どうもその流れの早さに身を任せているうちに、
気づくとあっという間に月日が経っています(>_<)

書こう書こうと思っているのになかなか停滞していた、
栗丸の左目について、5月以降のことを今日は書こうと思います。

ブログの方では5月半ばにお知らせしたとおり、栗丸は『水晶体脱臼』になってしまいました。
栗丸、左目の水晶体脱臼。/2020年05月14日

この時の診断では、ひとまず炎症自体は起きていなかったので、
経過観察となりまして…

日に日に左目の白濁がハッキリしてきてはいたものの、まあしばらくはそのまま見守り過ごしてきたわけです。

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「ぼんやり白い、おれの左目。」

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「だんだんと、ハッキリ白いおれの左目!」

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「ザ・白い左目。」

が、6月の上旬に入った時、事態は一変。
実は、残念ながら炎症が起きてしまったのです(>_<)。

初診の頃に獣医師さんに、もし炎症が起きたり、本ハムが痛さを感じたりすると、
目を開けづらそうにしたり辛そうにしたりすると思う、と言われていて…

ある日、ふと見ると栗丸がまさに左目を痛めていました.・゚・(ノд`)゚・.

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「イテテテ…なんか左目痛くなったー!!」

診てもらった結論としては、5月に発症した水晶体脱臼からの内眼炎。
私も先生も、あー、結局炎症出ちゃったか;
というところで、もともと可能性を抱えていたものなのでこれ自体は仕方ないなと。
目薬2種類と飲み薬1種類で、まずは様子を見ることとなりました。

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸

ただねー、これがこの当時、実はとても大変で(´;ω;`)
歴代ハムでも目薬を必要としたことは何度かありましたが、まあ難しいんですよね、点眼て。

ハム用目薬があるわけじゃないのでこれは人間用の流用で、
彼らの目にはあまりに大きい一粒が落ちるし、
そもそも言葉が通じるわけじゃないしでジッと点眼を待ってくれるわけでもない。

栗丸も手乗りでウマウマは食べるけれど大人しく留まっている性格ではなかったし、
目にポトッとされるのは目の周りも濡れるしで、まあイヤがるイヤがる。
気にして左目を掻いてしまうのでなかなか良くもならず…想像以上に難航。

とにかく、点眼は私にとっても栗丸にとっても大っ変なストレスとなりました。
加えてキツかったのが、この目薬は1日に4回差す必要があったこと。
2種類だったので…合計すると、1日に8回も「栗丸を捕まえて、イヤがる彼になんとか目薬をさす」という行為をしなければならなかったんです。

私がヘタだったのもあるし、栗丸がかなりイヤがっていたのもある。
保定に失敗し一度呼吸困難のような状態に陥らせてしまったりもして…
(この時死なせてしまうかもとかなり青ざめました)
目薬生活をスタートして1週間が経つ頃には互いにかなりのストレスを抱えていて…
先生に相談の末、一旦は目薬をやめ、飲み薬だけで頑張ることになった。

でもやっぱりコレでは、対処としては至らずで。
6月下旬に悪化し、なんと栗丸の左目が出血しはじめてしまいました。

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「左目赤くなった…ウサギ丸になっちゃったよ」

↑この写真は出血がマシな時のショット。
初めて出血したときはまさに鮮血でウサギのごとく、いやそれよりも真っ赤な左目でした。

水晶体脱臼から炎症が起きたように、結局、栗丸の左目は日々症状が進行していたわけです。
出血後の再診では、緑内障の可能性などもあるということでした。
ときどきやや眼球の膨張なども見られ…このままでは、眼球破裂等の可能性もあるとも。

病状が進行していることにも、これからのリスクにも、頭がクラクラするくらいショックだった。

飲み薬よりは目薬の方が圧倒的に有効な手段で…もはや四の五の言っていられず。
点眼ストレスの件はあれど、やはりなんとかこれをクリアしていかないといけない、というのが現実問題になり、今一度、わたしも栗丸も目薬を再開して頑張ることになったのです。

そうして再開された点眼ライフ。
イヤがる栗丸、うまくいかなくて申し訳なくて情けなくて泣くわたし(;゚∀゚)
ときに旦那にやってもらいながら、私も私で工夫しながら…
しかし回数が回数だけに、イヤながらも場数だけは踏んでゆき…

やがて、栗丸自身が慣れてきたこともあるのか…
点眼前に落ち着かせようとやっていたマッサージを受け入れはじめてくれて。

なんならウトウト気持ちよさそうにしてくれることが増えてきて、
その隙を見て目薬をさす!という、
栗丸も私もストレスが少ない、私たちの最適解が見えはじめたのです!

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「ん…?なんか左目にポトッとされたような…気のせいかな」

気のせい気のせい!!(*´艸`*)
まばたきをしてくれれば瞼に乗ってた目薬がうまいこと入る。
そして栗丸自身がわりと大人しくしてくれていれば、私は私で今度は目の周りに溢れた薬を拭いてやることができるようになり。
絶望的、地獄だった点眼が、なんとかいい感じにうまく行くようになりました!

そんな感じで目薬+飲み薬の生活が2週間続いた7月上旬には、ようやく成果が。
出血自体はあるものの、日や時間によって血は出たり引いたりするようになり、
眼球の下の方に溜まってみえるとか、とにかく常時真っ赤というのではなくなった。

再診でも改善が見られるね、との話でひとまず飲み薬はもうなしにして、
目薬飲みに切り替え、徐々に点眼回数も減らしていけたらいいねということでこれを続けることに。

…が、そこからはまた下降(´;ω;`)
7月中旬、鮮血ではないものの暗めの赤が左目を常に覆っていて、
いわばルビーアイの状態がデフォルトのようになっていた。

7月下旬、この頃の再診では、今の目薬2種のみの治療が期待ほど効いていないということになり、
もともと副作用を考慮して処方せずにいたステロイド系の目薬に1種類を変えることに。

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸

結論からいうと、7月下旬に変えたこの目薬を今も続けています。
ステロイド系に切り替えたところ状態は7月上旬の頃に戻り、
1日のうちに出血する、血が引く、眼球下に溜まる、消える、白目っぽくなるのサイクルへ。

結局のところ栗丸の左目はもう完治はなく、
(これは水晶体脱臼の時点でもうそうだったわけだけれど)
炎症が起きている今、基本的にはもう症状緩和のために目薬を続けていくほかなくって、
この出血すると引くを繰り返すサイクルがもう妥協点ということになりました。

もともと毎度診察の度にも、
おそらく出血事態がなくなるということはない、とは言われていてね。

ほんとは『眼球摘出』という選択肢もあるにはあるのだけど、
手術は負担になるし栗丸も若くないし、あまり無理をせずに対症療法で眼球温存の方向でいこう、
というのが私と獣医師さんでの話。

幸い、出血するけど食欲も運動もバリバリ現役だし、目を細めて痛そうにしたり…というそぶりは6月上旬きり。
「どうやら痛みは少ないのかもしれないね」ということで、
目薬自体はいやだろうけど、栗丸が日々痛みを感じて過ごしているわけではなさそうなのが救いです(´;ω;`)

5月から今日に至るまで、
ほんっと目薬の毎日だし出血してるし、実はなんなら右目も白内障がはじまってますが、
とにかくそれを抜いては本当に元気に過ごしてくれている!

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「葉っぱ食べたり」

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「ときに溢れて寝たり」

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「うんぴ食べたり」

たまにご機嫌ナナメで点眼うまくいかない時もあれども、
目薬に関してはほぼうまくやれるようになり、
なんなら慣れすぎてときに寝たままなかなか目薬がまぶたに乗っかりぱなしになったり(;゚∀゚)

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「バンザイしたまま寝たり」

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「布団かけられたり…」

水晶体脱臼 イエロージャンガリアン(プティング)ハムスター栗丸
栗丸「目薬やだけど、頑張ってるんだよ♪」

本当に本当に、頑張ってます!!

今となってはこの点眼生活を経て、
なんだか栗丸とは一層、仲良くなれたところが大きいなあとさえ感じています。

更新頻度が高いSNSではフォロワーのみなさんにおなじみだけど、
もうすっかりすぐ寝るハムスター。笑
なんか当たり前のように毎日撫でては寝かしつけてしまうけど、もし栗丸の目が健やかで点眼なんてなかったら、こんな寝姿も見てなかったかもしれない。

(いや、老ハムになってくるとマッサージ受け入れてくれる子もけっこういるけども)
(なんなら栗丸はもともとケージ内野良寝が歴代最多のハムだけども)

もちろん健康が一番なんだけど、失ったものばかりでもないなっていうポジティブな思考も今は持てています。

そんな目薬爆睡丸の日常を切り取ったツイートが先日なぜかバズり(;゚∀゚)
実はこの件を「おたくま経済新聞」さんが記事化してくださったんですが、
そこで左目の病気のこと、点眼のことを話す機会があり、私自身ようやくこの3ヶ月くらいをしみじみ振り返ったりしたのでした。
ちょうどブログも書こうと思っていたところに、よい振り返りのタイミングだったな。

【おたくま経済新聞さんの記事】
悠々自適に寝るハムスター その裏にあった飼い主さんの愛に癒やされる

一生、目薬。

回数も回数だから辛いなあとは思うけど、なんとか今はこれで踏み止まれているので、
栗丸に頑張ってもらいながら私も全力でサポートを続けていくつもりです!!

なかなか本当の私の活動ベースのこっち(ブログ)できちんと報告できていないんですが、
どうぞ皆さんにはこれからもそんな栗丸を応援していてもらえたらいいなと思います♪

もうすぐ9月。
2018年10月1日生まれの栗丸は、1ヶ月もすればいよいよ2歳を迎えます。
どうかその日のおめでとうを、ちゃんと栗丸に言えますように。

病気とあらばもちろんだけども、どんな状態であれ、ベストなお世話を尽くしてまいります!!

COMMENT LIST

  • moya より:

    ぼんぼりさん、くりぼー、こんくりです。

    ぼんぼりさんとくりぼーの強い強い絆を感じます。

    Twitterの写真は可愛らしく癒されるくりぼーの姿ばかりで、目薬が大変だと知っていてもつい微笑ましくて楽しみにしてしまっていましたが、ぼんぼりさんもくりぽーも、とってもとっても努力されているんですよね。

    くりぼーの写真を見ていると、言葉は通じなくても気持ちは通じているように思えてなりません。

    くりぼー:おれ、ぼんぼりちゃんが一生懸命がんばってくれてるのわかってるし、優しい気持ちがマッサージで伝わってくるから、おれもポトッがんばる。たまにイヤだっていうかもだけど…。

    くりぼーのおめめ、どうか痛みだけは出ないように。本ハムが辛い思いをしないように。祈っています。

    くりぼー、これからもポトッがんばりながら、ゆっくりのんびり楽しくとろけて溢れて過ごそうね。

  • ぼんぼり より:

    moyaさん
    こんばんは!うわぁああん長らくお返事できておらずすみませんです(´;ω;`)
    強い絆、あるといいな…
    なかなかどうして、希助の頃から今までずっと、やっぱり何かあると常に自信がありません(/ _ ; )
    本当にこれでいいのかな、私の過失だったんじゃないかな、と葛藤を抱きながらせめてできることを…の毎日です。
    栗丸の目薬に関しては、相当栗丸自身がほんとうによく頑張ってくれていると思います。
    すでに300回以上もの点眼をやってきたのだと思うとなかなかにすごいことです…

    くりにそんな風におもってもらえていたら、嬉しいなあ(´;ω;`)
    もうすぐ2歳、色んなことを思う節目でもありますが、ほんとどうか痛みだけは、辛い想いだけはないようにとできることを頑張っていきたいと思います(*´艸`*)

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