「いつか、また」を夢みて。
こんにちは、ぼんぼりです。
今年はまだ6月だというのに、すっかり夏めいた暑い日ばかりが続きますね(;゚∀゚)
ハムスターはもう居ないけれど、普通に暑すぎてすでにクーラーを稼働させる毎日です。
早いもので、吹雪ちゃんが旅立ってからもう一ヶ月が経とうとしています。
色々な区切りをつけて、7月からは心機一転をしようと決めていたから、重い腰を上げて本日、ケージとハムタワーを片付けました。
銀次郎「片付けちゃったのー?!ぼくが居なくなってからも、ずっとあったのに!」
吹雪「オレのおうち、オレが居なくなってから全然手付かずだったな〜?」
そうなのよう。
銀次郎の旅立ち時はね、なんかまだ銀次郎が遊びに来る気もして、まずすぐキレイに掃除して、改めてセッティングしてずっと置いていたんだよね。
ふたりはセットの認識なので、吹雪ちゃんがいるうちは銀次郎のケージも片付けないぞって思ってて。
吹雪ちゃんが旅立った後は、なんでだろうなあ、なんかあんまりこのケージには居ない感覚の方が強かった。
きっとお空の先輩たちや銀次郎と合流して、すっかり向こうで元気にやっているだろうという感覚の方が強くて。
そして現実界では、これまでにないほどしっかりお墓を整備していたからかもしれない。
でもすぐ一式を片付けるのは寂しくて、しばらくそのままにしていたの。
銀次郎の時と違って、吹雪のは、床材も砂場も、あの日過ごしたまんまにしていた。
(水とかごはんとか傷むものは次の日に対処したけど)
そうして習慣的に、今日までずっと、夜のカーテンだけは毎日かけて、朝になれば外したりしてね。
ゆるゆると、余韻だけ堪能してきたんだ。
ただもう今週は7月に変わるので、この休みの機会に、今日片付けたというわけです。
これですっかり、生活空間からハムの暮らす気配はなくなってしまいました。
ケージを2つも置いて、そのためにハムタワーラックも新しく作って、設置した時には
「リビングの一角での存在感すごいな…;」と感じていたのに、あったものがなくなると、いやあ空間が凄く寂しく感じますね。
だけどね、「片付けた」=仕舞い込んだ、なんですよ。
分かりますか?そう、ケージを処分はしていないんです。
個体ごとに新調しているトイレとかは名残惜しくも処分しましたが、ケージもホイールも、まだ使えるものは、一式キレイにして残しています。
別に直近で予定があるわけでも全然ないの。積極的に迎えるつもりはないしね。
でも、ハムスターとの暮らしを断固拒否しているわけじゃないから…
もしかしたらある時突然に、うちを訪ねてくるハムスターとか居るかもしれないじゃないですか。
そんなわけで、「急にハムが来てもいいように(?)」一式、大事にしまいました。
そんなことはほぼ起こらないだろうけど、たとえば10年後とかに再開する気持ちになって使うかもしれないし、そんなに年数経ってたらその時新調するかもしれないけど、今の対応としては、思い出として意味合いもあるから、これでいいかなって。
銀次郎「ぼくのおうちは、茶太郎せんぱいも少し使ってたやつだしね♪思い出だね!」
吹雪「オレのはオレのために買ってもらったやつ♪一年くらいしか使ってないし、後輩が来ても使えるぞっ!」
ね〜♪うちにはケージがある、それがなんか、大事に感じたんだもん!
ハムスター居ないと寂しいなあ、やっぱり物足りないなあ、とも思うけど。
思ったよりずっとずっと穏やかに居られるのは、先述したけど、この機会にお墓を立派にしたから、というのも大きいと思います。
このブログの古い読者さんはご存知かもしれませんが、元々は長年アパートを転々とする生活で、ハムずのお墓ってずっと鉢だったんですよね。
最初はひとつの鉢から、眠るハムずが増えてきて、途中からロボとジャンで分けて。
引っ越すたびに一緒に移動してきた。でも2年前にマイホームが経ち「どこかのタイミングでしっかり庭にお墓を作ろう」と思案していて。
しばらくは鉢のままだったけど、今年、銀次郎が旅立ったタイミングでようやくちゃんと整備した。
ただネームプレートの数が凄くてね。
これについても実は、もともと「歴代ハムの名前を全部載せたプレートにいつかまとめよう」と考えていたの。
だから銀次郎までは従来通りのプレートを並べて。
それで今回吹雪が旅立ったので、この機会で私としても本当にハムライフは一旦区切りとしたので、ようやく実行しました。
ちょっと今お花がやや寂しくて申し訳ないんですが、我ながら素敵に出来たと思っております。
黒御影石にね、歴代ハムずの名前と誕生日、没年を刻んだプレートなのです。
この墓石プレートは、ペット関連の墓石を扱っているショップさんにお願いしました。
厳密には本来既存のテンプレートが用意されているんですが、それって普通1匹用なので、全然私の求める形にはならずで。
めっちゃダメ元で「データ自分で作るので、それで対応していただくことは出来ないか」と打診してみたら快く引き受けてくださり…!
自分でいそいそとデザインして、これでお願いしました。
希助、あられ、いずも、おくに、茶太郎、ちとせ、のどか、栗丸、銀次郎、吹雪。
我が家のハムは歴代、和風な名前で命名してきたので、表記を悩んだ。
でもなんか洒落た明るい雰囲気にしたくて、和っぽい雰囲気よりは洋風の方が良いなあと思って、墓石プレートは英字にしました。
古い西暦は希助の2013年から始まるから、作りながら、しみじみ歴史を感じました。
色々なことあったな。みんな大好きだったな。
別れは辛い。どの別れも辛く寂しく悲しかった。だけれど、別れがなければ会わなかった子もいる。
「この子が永遠に生きてくれたら」という願いはいつもあるけど、もし希助やあられが今も生きてくれていたなら、茶太郎以降のハムと暮らすことはなかったわけで。
つまり別れがあれば出会いもあって、しかし出会いがあったからと言って過去が無になるわけじゃなくて、それもちゃんと繋がっていて。
総じて考えれば、やっぱりみんな出会えて良かったと思えるから、別れごと大切なんだよねえ。
ちゃんとお墓を用意して、墓石プレートも飾ったら、いわゆる形式というのも心の整理には繋がるようで、すごく納得がいった。
まだ吹雪が手にいたぬくもりを忘れられないけど、10ハム勢揃いのプレート、お空でみんな喜んでるかなあ、とか想像すると笑みも溢れました(*´艸`*)
最初の別れはいずもだったから、この墓の変わりようにびっくりしてるかも!笑
墓石プレートの他には実は、室内用にちょっとしたアクリルプレートもありまして。
こっちは正式な名前で並べてみました。私の仕事場に置いております。
やっぱり並べるとすごく歴史を感じるし、みんながくれた思い出が溢れて、心がじんわりします。
今日のお片付けでは涙ぐむ瞬間もあったけど、なんというか「やっぱりこの一年、すごく楽しかったなあ」という感想が強かったです。
栗丸以来の、久しぶりだったハムライフ。
あっという間だったけど、本当に、やっぱり、ハムスターがいる暮らしって良かったなって思った。
前回の記事通り、私としては吹雪ちゃんで一旦終わり、という気持ちに変わりはないです。
全然今新しい子を迎える未来は考えられないけど、そうは言っても、先に書いた通り、私はケージやら一式を今日しまいこんだ。
それがいつどうなるかは分からないけど、「いつか、また」を夢みてもいいかな、と思いました。
本当にね。ぼんやりね。『その選択肢が残っている』というのが、なんとなくいいなって。
数年はないと思うけど、10年以上先とかはさ、また変わっているかもしれないからね。
お墓の件はすでにSNSとかではアップしてたんだけど、一応ブログにも残しておきたくて、今日一式を片付けたこともあって、記事更新してみました。
なんだか「素敵」と言ってくれる方も多かったから、ハムスターのプランター葬とかの参考になればいいかなあ、とかも含めて。
「別れがあれば出会いがある」。
さっきはそれを歴代ハムのことで書いたけれど、なんだってそうだと思う。
これからの私は、しばらく『ペットがいるという愛すべき幸せな不自由』を手放すので、いっそのこと遠方に出かけてみたりだとか、ハムレスならではの日々をめいっぱい生きていくつもりです。
栗丸が旅立ちハムを撮ることがなくなって野鳥も好きになったように、そういう転換もまた私の人生の新しい彩になったりすると思います。
そうやってまた色んな経験を重ね得た先に、改めてハムとの暮らしを再開する日がいつかあったらいいなあ、と夢みています。(^^*
仮にそれが実現したとして…その頃に、このブログが残っているかとかSNSがどうなっているかとかわからないけど、またいつか、私がハムと暮らすような報せがあった時には、優しく見守っていただけたら幸いです!
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